子育てコラム

子供が癇癪(かんしゃく)を起こした時の対処法5つ

子供が癇癪(かんしゃく)を起こした時の対処法5つ

子供が癇癪(かんしゃく)を起こした時の対処法5つ

子供が癇癪を起して困る事ってありますよね。自宅ならまだしも、静かにしなければならない状況での癇癪は厄介です。
子供が癇癪を起してしまった時、親はどのような対応をすれば良いのでしょうか?以下に5つの対処法をご紹介したいと思います。

■1、“癇癪を起こしやすい状況”に陥っていないかの確認■

子供は、「自分の思い通りにならない」という事が受け入れられずに、癇癪を起こしてしまいます。根本的な理由はそこにありますが、癇癪を起こしやすいという状況というものがあります。

<癇癪を起こしやすい状況>
・空腹状態
・疲労状態
・体調不良
・生活リズムの乱れ
・眠気
・環境の変化

以上のような状態に陥っていると癇癪を起こしやすくなるので、小さな変化にも気づいてあげる事が重要です。

■2、子供の気持ちに寄り添う■

子供は癇癪を起こしている時、パニック状態に陥っています。どう接して良いのか分からず、子供の行動を咎めたりせずに、不安な気持ちに寄り添ってあげる事が大切です。子供の“要望”(「お菓子が欲しい」という要望に対して、「そっか、そっか。お菓子が欲しかったんだね。」という感じ)を言葉にして繰り返してあげるのも効果的です。

■3、スキンシップ■

癇癪を起こして落ち着きが無い時は、そっと抱きしめてあげましょう。大好きな親にスキンシップを取ってもらう事は、子供にとって何よりの愛情なのです。
まだ小さい事もあり、言葉だけでは“自分が愛されている”と理解できないので、行動で表してあげる事が効果的です。癇癪を起こしてからスキンシップを取るのではなく、普段から「あなたを愛しているよ」と伝える為にも、スキンシップを取ってあげましょう。

■4、落ち着くまで待つ■

スキンシップも嫌がるようでしたら、子供が癇癪を起こす原因となった“物”や“人”などから離して、落ち着くまで待つ事も大切です。
原因から離した後もそっと見守り、狭い押し入れや外に出して“罰”を与えたりすると逆効果となるので、構わずとも、無視をするのではなく、そっと見守ってあげましょう。
落ち着くまでは、暴れたりする可能性もあるので、物が少ない部屋などを利用すると良いかもしれません。

■5、迷惑行為は物理的な行動で止めさせる■

子供の気持ちを理解してあげる事は大切ですが、迷惑行為は親としてやめさせなければなりません。子供に言葉で注意しても、気持ちが高ぶっている為、効果が無く、「腕を掴む」「抱きかかえる」などの物理的行動で、子供の動きを封じて下さい。
その後、子供が落ち着いてから話をして、言い聞かせてあげる事が効果的です。

■まとめ■

「子供だから仕方ない」と頭では理解していても、癇癪を起こしている子供の相手をするのはとても大変です。ストレスが溜まって耐えきれなくなり、子供を怒鳴ってしまう事もあるかもしれません。
成長すれば落ち着いていく現象ですが、それまでは癇癪を避ける事ができません。“一時的”なものですが、子供を育てる親として適度にストレスを解消するなどして、上手く子供の癇癪と付き合っていく事が大切です。

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POSTED COMMENT

  1. はじめまして。こんばんは。
    子供が癇癪を起しやすい状況に眠気や環境の変化が含まれるのですね。大人でも眠気がさしたり、環境が変わると機嫌が悪くなる人がいます。子供の機嫌を直すには子供の気持ちに寄り添ったりスキンシップをすると効果があるのですね。自分はまだ独身ですが4歳以下の姪っ子がいるのでもし機嫌が悪くなったら5つの対処法の中からどれか一つ試しに実践してみようと思います。情報公開有難うございます。

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